ここからは辛すぎます。しかし、みなさんにも知っていただきたいので是非ご覧ください。
こちらは石巻市の大川小学校。全校生徒およそ110人ほどの規模で80人ほどの児童が津波でお亡くなりになりました。
上の写真の右側。法面の左奥の森に児童がシイタケ栽培をしていてところがあり小さな子供でも登れたそうです。
上の写真の反対側。橋のところまでおよそ100m、さっきのしいたけの山も100mほど。
橋は堤防の高さにあるので撮影場所より5mほど高いだけです。しいたけ山はもっと高く登れます。
震災時、雪のちらつく校庭で40分ほど避難していて校庭より高いからという理由で橋のところに避難してしまったのです。ちょうどそのとき津波が来て児童たちをのみこんで行ったそうです。
もちろん先生の指導を聞かずに山に逃げた子もいたそうで、その児童は紙一重で助かったそうです。
ご両親の方々は当然山に逃げたと思っていたところ、このことを聞かされました。
なぜ、なぜ・・・。そればかりです。
いまも裁判中だそうです。
校舎は二階建てでしたが堤防も高く、また民家もあったので川の様子がわからなかったそうです。
また、大昔の津波のさいは大川地区は津波がなかったという言い伝えも災いしたようです。
ご冥福をお祈りしますという言葉だけでは済まされない気持ちでいっぱいです。
研修旅行 その2
2015.02.16